2020 Winter Term
ARC102 Introduction to Western Art
西洋美術概論
  Language of Instruction: J
  伊藤 亜紀 (ITO, Aki)


CREDIT (単位): 3
Period(s)
時限数
Lec.(講義) Sem.(演習) Lab.(実験実習) Exe.(実技) Intensive(集中講義)
3         
Description(概要)
A survey of western art, dealing primarily with stylistic analysis and evaluation of major and minor arts in terms of form, space, color, composition, problems of symbolism, etc. A brief survey of iconography is included.

西洋美術の基礎的知識の習得。絵画、彫刻、建築、工芸等の美術理論を解説し、作品の主題、内容の解釈、形態、色彩、空間構成等の様式分析、作品の総合的評価を学ぶ。




中世末期から20世紀までのヨーロッパ美術のなかから代表的な作品をとりあげ、その図像解釈をおこない、あわせて主要な美術理論書を読む。とくにイタリア美術が他のヨーロッパ諸国の美術にいかなる影響を与えたかを考える。

 
Learning Goals(学習目標)


美術作品の「論じ方」の基本を学ぶ。

 
Contents(内容)


プロローグ「ヴァザーリを訪ねて」
1. ジョットの何が革新的だったか?──パドヴァのスクロヴェーニ家礼拝堂壁画
2. 学者たちの饗宴──ラファエッロ《アテネの学堂》
3. 「欺瞞」の青──ピーテル・ブリューゲル《ネーデルラントの諺》
4. 「傷」の意味するもの──カラヴァッジョ《トマスの不信》
5. 日常生活の中の寓意──フェルメール《絵画芸術》
6. 女性画家たち──エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン《自画像》
7. 絵画の革命──マネ《草上の昼食》
8. タイトルは絵画を説明しうるか?──マグリット《光の帝国》

 
Language of Instruction(教授言語の詳細)
Lecture:
Readings/Materials:
Tests/Quizzes/Assignments:
Discussions/Presentations/Other learning activities:
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Communication with the instructor:

 
Grading Policy(成績評価基準)
Zoomによる個別の口頭試問(50パーセント)と期末レポート(50パーセント)の総合評価。
口頭試問は、提示した図像について、即興でプレゼンテーションしてもらうというものである(原則として、全員に異なる課題を提示する)。期末レポートでは、指定の書式(Wordで作成のこと)を用いて、課題を論じてもらう。
口頭試問は、2月の授業時間内でおこなう。各人15分間、2~3問に回答してもらう。そしてその場でレポートの課題も提示する。レポートの書式については、Moodleにマニュアルを2/1以降にアップするので、確認のこと。レポートの提出期限は、口頭試問後5日以内である。


 
Expected study hour outside class(授業時間外学習)
210 minutes per week.

 
References(参考文献)
この授業は、西洋美術史の「通史」「概説」ではない。したがって
・石鍋真澄他『新西洋美術史』西村書店、1999年
・高階秀爾他『カラー版 西洋美術史』美術出版社、2002年
・岡田温司監修『「聖書」と「神話」の象徴図鑑』ナツメ社、2011年
・水野千依編集『西洋の芸術史 造形篇I, II』幻冬舎、2013年
等の概説書を各自入手し、西洋美術史の「流れ」に関する知識を補うだけの熱心さが望まれる。授業のノートとインターネットだけで情報収集を済まそうとすると、単位取得そのものが危うくなる。

 
Notes(注意事項)
「自分で考える」力をもつこと。そして本を読むことを厭わないこと。文章力は、読書によってしか養われない。

 
Schedule(スケジュール)
3/TU,2/TH,3/TH

 
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