2020 Autumn Term
GSS301 Gender, Sexuality and Critical Theory
ジェンダー、セクシュアリティと批評理論
  Language of Instruction: J
  清水 晶子 (SHIMIZU, Akiko)


CREDIT (単位): 3
Period(s)
時限数
Lec.(講義) Sem.(演習) Lab.(実験実習) Exe.(実技) Intensive(集中講義)
3         
General Description (概要)
This special intensive course will examine theories of gender and sexuality that are crucial for an understanding of contemporary literature and culture.

近年の文学・文化研究に不可欠なジェンダー、セクシュアリティ理論と、それらを用いての批評について、その方法論と実践法を集中的に学ぶ。




近年の文学・文化研究に不可欠なジェンダー、セクシュアリティ理論と、それらを用いての批評について、その方法論と実践法を集中的に学ぶ。とりわけ、1990年代から2010年代までの20年にわたるクィア・スタディーズの文献の中から、言及されることの多い文献をテーマごとに精選して講読を行う。

 
Associated abilities in the ICU Diploma Policy / 関係するICUディプロマ・ポリシー上の能力

 
Learning Goals(学習目標)


授業修了時に、セクシュアリティに関する諸文献を読む際に必用となることの多い基本的な用語や概念、現在セクシュアリティをめぐって交わされている多方面における議論の概観を理解していること、そして何よりも、セクシュアリティについての議論に参加するために欠くことのできない基本姿勢を身につけていることを、目的とする。

 
Contents(内容)


初回をのぞき、各週の授業は、課題論文の講読とディスカッションを中心とする。課題論文は各回二本ずつ(英語論文)。なお、第五回以降については多少の順番の変動や内容の変更がある可能性がある。

初回 イントロダクション
第二回 クィア理論創成期(1)
第三回 クィア理論創成期(2)
第四回 越境する/しない身体
第五回 クィアの〈場〉
第六回 ホモノーマティビティとホモナショナリズム
第七回 クィア障害理論
第八回 クィアな時間
第九回 情動の政治
第十回 予備週

 
Language of Instruction(教授言語の詳細)
Lecture: Japanese
Readings/Materials: English
Discussions/Presentations/Other learning activities: Japanese (If pessary, English is allowed)
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Communication with the instructor: Japanese(If necessary, English)

 
Grading Policy(成績評価基準)
発表を含む授業における貢献度および期末レポートを総合して評価する。
レポート課題は、「何らかの社会的・文化的なテクストあるいは事象をクィア理論の議論を参照して分析すること」とする。その際、授業で扱った論文を3本以上参照すること。なお、レポートの全体評価にしめる割合は5割とする。

 
Expected study hour outside class(授業時間外学習)
420 minutes per week.

 
References(参考文献)
テクストはこちらで用意する。

 
Learning Support Resources for Students (学生のための学修支援リソース)
If there are learning support resources that are especially recommended for this course, they will be listed below.
Here (ICU Internal page) is the list of learning support resources available at ICU.
このコースで特に利用を推奨する学修支援リソースがある場合、以下に記載されます。
ICUで利用可能なリソースの一覧はこちらです(学内ウェブサイト)

 
Notes(注意事項)
一つの論文につき発表者一人を指定する。発表者は担当論文の内容を簡潔にまとめた上で(口頭発表にして15分から20分におさめること)、理解できなかった点およびディスカッション・トピックをA4で2枚程度のハンドアウトにしてくること。
意図的な差別発言を繰り返す受講者がいた場合、授業への出席を拒否する、あるいは出席したと認めない可能性がある。ただし、論理的な質問・反論・批判は積極的に歓迎する。


 
Schedule(スケジュール)
5/TU,6/TU,7/TU

 
URL
https://docs.google.com/document/d/1WhN8do3Tl88zBGhgrypjcwkvweEu2aatEAFkexjNOpg/edit?usp=sharing

 
ICU Policy on Academic Integrity / 学問的倫理基準に関する本学の方針 (レポートや論文執筆における留意事項)