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2008年度以降入学者用
政治学

ECO260   J 3単位   第3学期  
公共経済学

公共経済学とは、政府や公共部門が行う経済活動を分析する学問である。この講義の目的は、政府はなぜ必要なのか、税金はどのように課税するべきか、公共投資はどのように行うべきか、地方分権はどう進めるべきか、といった政府の行政や財政の諸問題について学ぶことである。
IRL214   E 2単位   第3学期  
国際政治経済学

貿易,金融,国際的資本移動といった問題を国家と市場の関係といった政治学的視点から理論的,実証的に扱う。
IRL233   E 2単位   第3学期  
アフリカの政治と国際関係

アフリカ地域の内政,社会構造,国際関係を分析する。
IRL234   E 2単位   第2学期  
中国の政治と国際関係

現代中国の政治と国際関係を歴史的背景,経済的要因,文化社会的要因などに留意しながら分析する。
IRL235   E 2単位   第3学期   隔年開講
欧州の政治と国際関係

欧州連合の制度的構造、主要な制度、政策立案、および中核的政策を紹介する。 第2部では、主要な外部パートナーを紹介する。 学生グループのプレゼンテーションでは、EUの特定の側面について説明する。
IRL236   E 2単位   第2学期  
朝鮮半島の政治と国際関係

韓国,北朝鮮の内政,および朝鮮半島の分断と統一をめぐる国際関係を分析する。
IRL237   J 2単位   第1学期  
ラテンアメリカの政治と国際関係

ラテンアメリカの政治と国際関係を現代に重点をおいて分析する。
IRL238   J 2単位   第3学期  
ロシアの政治と国際関係

ロシアの現代史(ソ連邦史),ソ連邦崩壊後の政治,経済面での改革,ロシアの対外関係を中心に扱う。ウクライナ,ベラルーシ,コーカサスや中央アジアの国々についても概観する。
IRL239   J 2単位   第3学期  
中東の政治と国際関係

中東地域の内政,社会構造,国際関係を,イスラム教,パレスチナ問題,石油資源等に留意して分析する。
IRL240   E 2単位   第1学期   隔年開講
南アジアの政治と国際関係

現代の南アジア(インド、パキスタン、バングラデシュ、ネパール、スリランカ)における政治や国際関係についてとりあげる。とくに民族と宗教の対立について焦点を当てる。植民地主義や独立のための闘争、分離、開発、政教分離主義、宗派主義、南アジアの国際政治などのトピックを扱う。
IRL241   J 2単位   第2学期  
東南アジアの政治と国際関係

現代の東南アジア諸国の政治と国際関係を分析する。
IRL381   E 2単位   第3学期   隔年開講
国際安全保障特別研究

国家安全保障全般の基礎的知識を持つ学生を対象に、国家間対立に基づく伝統的軍事的脅威、およびテロ、大量破壊兵器の拡散、破綻国家などの新しい脅威をめぐる安全保障問題を研究する。学生の演習を組み入れた授業を行う。
IRL385   E 2単位   第1学期  
人間の安全保障特別研究

グローバル化時代の人間の安全保障に関する諸課題を批判的に検証する。グローバル化がアイデンティティや人間の安全保障に与える影響についての論争や人間の安全保障に対する諸アプローチを概観し、批判理論の視点から人間の安全保障を考察する。
IRL388   E 2単位   第2学期  
国際関係学特別研究

国際関係をめぐる重要課題を随時取り上げ分析する。
LAW206   J,E 3単位   第2学期  
憲法I

憲法の基本原則を学ぶ。
LAW315   E 3単位   第2学期  
憲法II

憲法に関する発展的内容を学ぶ。
PCS201   J 2単位   第2学期  
平和と人権

平和と人権の国際化をめぐる研究の基礎を学び、理論と実践の両面を考察する。
POL101   E 3単位   第1学期  
政治学方法論入門

理論、因果関係、推論、仮説検証など政治学方法論の基礎概念について概観する。統計ソフトウエアの実習を含む。
POL102   E 3単位   第3学期  
国際政治学

比較政治の分野と方法論を紹介する。世界の民主主義と権威主義の政治体制や制度、政治発展、選挙制度や政党制、世論、市民参加や社会運動を研究するために、比較の方法を用いる。
POL103   J,E 3単位   第1学期  
政治学概論

政治学の諸分野、政治学の諸方法、政治学の学習方法。政治学全体に通じる基礎概念。政治の世界における主要な思想。開講年度によって、開講言語が異なる。
POL211   J 2単位   第1学期  
西欧政治思想史 I

古代ギリシア・ローマ時代から中世までの政治思想の発展を扱う。
POL212   J 2単位   第2学期  
西欧政治思想史 II

マキャベリからヘーゲルに至る近代の政治思想の発展を扱う。
POL213   J 2単位   第3学期  
西欧政治思想史 III

マルクス、ウェーバー、アーレントなど後期近代の政治思想家を扱う。
POL214   J 3単位   第3学期  
政治文化論

日本を含めた各国の政治文化と伝統の分析的・比較的な検討。
POL215   J 3単位   第2学期  
政治理論

現代政治の理論的考察。民主主義、国家、市民社会、アイデンティティなどの諸主題を検討する。主要な政治制度、イデオロギー、行動類型についても取り上げる。
POL216   J 3単位   第1学期  
日本政治思想史

明治以降現在にいたるまでの政治思想の発展を検討する。近代日本における主要な政治思想家や政治的出来事を取り上げる。
POL231   E 3単位   第3学期  
アメリカ民主主義の国際比較

アメリカ民主主義の特徴を比較的見地から考察する。アメリカ民主主義制度、政党および選挙制度について、日本などのOECD加盟国や東南アジアの国々と比較し検討する。
POL232   J,E 3単位   第1学期  
比較政治学

さまざまな政治体制における国家と社会の関係を考える。このコースの焦点は,近代化と民主化のプロセス。開講年度によって、開講言語が異なる。
POL234   E 3単位   第1学期  
日本の政治

日本の国家と社会を,政治的アプローチのみでなく,歴史的,社会的,経済的,文化的な側面から包括的に考える。
POL236   E 3単位   第2学期  
世論研究

国内世論と国際世論について理論的かつ実証的な分析をするための基礎の理解を深める。
POL331   J 3単位   第2学期  
グローバル社会正義論

グローバル化する世界における社会正義の規範について、実証分析を含めて理論的に考察する。とりわけ世界的規模で存在する貧富をはじめ種々の不平等の問題に焦点を当てながら、国境を超える社会正義の諸理論を学びつつ、具体的な問題への適用可能性を考える。
POL381   J 3単位   第1学期  
政治学特別研究 I

政治思想史および政治理論の領域における重要な主題や問題をセミナー形式で学ぶことを主眼とする。取り上げる主題ないし問題は年度毎に異なるが、たとえば「市民社会論の歴史と今日的展開」、「社会契約論の現代的意味」、「政教分離の原則の思想史的検討」、「政治哲学の復権」、「自由論の系譜」、「平和の思想史的研究」などである。
POL382   J 3単位   第1学期  
政治学特別研究 II

政治理論の重要なトピック(社会正義、自由、平等、権力、民主主義、ナショナリズム、多文化主義等)について専門的かつ高度な研究をおこない、新たな問題と課題について考える。
POL383   J 3単位   第1学期  
政治学特別研究 III

ジェンダーが政治・政策決定過程とどのように相互作用しているのかをさぐる。このコースではまず日本社会におけるジェンダー問題全般を概観し、その後政治に焦点をあてて投票行動、政党、議会、政策決定といった政治の様々な局面でジェンダーがなぜ・どのように問題であり、また作用しているのかを分析する。
POL385   E 3単位   第2学期  
政治学・国際関係学における世論調査特別研究

政治学や国際関係学で用いられた世論やサーベイを取り上げ、考察する。事例は、アメリカ、日本、比較政治、国際関係などの分野を扱う。
PPL202   J 3単位   第1学期  
地方自治論

自治の理念、補完性の原則、分権改革の考え方を理解した上で、日本の地方自治の現状を歴史・制度・政策・人材・施設・財務などの視点から考察する。とくに、自治体と市民・NPO・企業などが協働により公共問題に対処するガバナンスの動向を検証する。
PPL203   E 3単位   第3学期  
比較政治制度論

政策が立案・決定・実施・評価されるサイクルについて、そのプロセスに関与するアクターおよび政治制度との関連を分析する。政策過程の現状を実証的に把握するとともに、その基盤となる政治制度ないしシステムの再設計、およびアクター相互の関係変容を展望する。
PPL204   J 3単位   第2学期  
行政学

現代行政の構造と機能、官僚制の生理と病理、公務員の行動様式とその民主的統制について、理論と現実の両面から考察する。とくに我が国の行政改革の動向に注目し、政官関係の改革、公務員制度改革、民営化、透明化、NPM改革、行政責任確保の手段をとり上げる。
PPL205   J 3単位   第3学期   隔年開講
国際公共政策論

変動する国際情勢の現実を視野に入れながら、国際機関や民間機関などが展開する国際公共政策の政策的課題について考察する。
PPL206   E 3単位   第1学期  
東アジアの地域主義

リージョナル・ガバナンスとは、国内・国際を問わず市境や国境を越える圏域の課題に対応して行われる、グローバル時代の新しい統治の形態である。例として、北米自由貿易協定(NAFTA)やEUは、政治・経済・安全保障にかかわる国際的な圏域のガバナンスを扱う一方、「北九州イニシアティブ」は、NGOを含む諸機関により広域圏の問題解決を図っている。本コースでは、比較および多層の主体による協力という視点から、国内および国際レベルのリージョナル・ガバナンスについて学ぶ。主に東アジアに焦点を当てつつ、経済・政治・安全保障をめぐる事例研究を通して広域的ガバナンスへの理解を深める。
PPL210   J 3単位   第3学期  
比較政策論

公共政策の比較に関する専門的な研究。空間論・時間軸による比較調査分析の方法論を学ぶ。日本・西欧諸国・発展途上国の国際的な空間軸比較のみでなく、自治体間の国内間比較、異なる政策分野間のイシュー軸比較、政策アクター比較、時間軸による政策の変化や発展も視野にいれて分析する。
PSY262   J 3単位   第1、2学期  
社会心理学

人間の社会的行動を研究する種々のアプローチの起源,発展,および方法論を学び,社会行動の過程,社会的態度,対人関係のパターンやいろいろな集団の機能について考察する。
QPPI522   E 2単位   第1学期  
メディエーション

この授業では、調停をはじめとした紛争解決のための非裁判的手法を探究する。コロンビア大学との共同企画であるICU-Columbia Peace Summit への参加等、実践的活動が中心となる。
SOC204   J,E 3単位   第1学期  
国際人口移動とエスニシティ

国際人口移動に関する様々な側面(エスニシティ、人種関係、ジェンダー、開発、政策等)について考察する。基本的な理論や分析的アプローチを習得しながら、日本およびグローバル社会が抱える問題に我々がどのように取り組んでいくべきかを考える。
SOC301   J,E 3単位   第3学期   隔年開講
政治社会学

一社会における社会的特徴と政治的側面がどのように相互に影響を与えているのかを学ぶ。より具体的には、政治社会学の専門概念や理論、ナショナリズム、政治参加、政治的思想などを実証分析結果に焦点をおいてみていく。
STH391   3/(9)単位   第1、2、3学期  
卒業研究

論文指導教員の指導のもとに、各自のメジャー分野に関連した主題を選び、一年間の考察・研究調査・記述の集大成として、卒業論文を作成する。第4年次に必修。