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2008年度以降入学者用
平和研究

EDU117   J 3単位   第3学期  
開発と教育

開発と教育に関する入門コース。国際的な開発課題とそれに対する教育の役割がどのように認識されてきたか、その変遷と課題を概説する。また、具体的なデータやケースを用いて地域、国、社会による課題の類似点や相違点についても議論する。
EDU323   E 3単位   第2学期  
平和教育の理論と実践

平和教育の理論と実践を紹介する。学生は、平和教育の多様な側面を教育学、心理学、哲学、文化論の立場から吟味し、平和教育プログラムの評価に関しても学ぶ。特に、学校や地域における効果的な紛争・葛藤解決策についての理論や実践も扱う。ICUにおいて、平和教育は学際的枠組に位置付けされ、他分野である国際・多文化教育、開発学、環境教育、キリスト教教育、平和研究、国際サービスラーニング、コミュニティ・社会心理学、ジェンダー研究、国際関係学にも密接に関連する。
GSS201   E 3単位   第2学期  
ジェンダーと国際関係

戦争、軍隊といった安全保障の諸問題、そして貿易、南北格差といった国際経済にかかわる諸問題、そして貧困の女性化、移民、環境、人権といった人間の安全保障の問題それぞれにジェンダーがどのようにかかわっているのかを探る。
IRL211   E 2単位   第2学期  
外交政策分析

主要国の外交政策をその内容と政策決定過程の観点から分析する。
IRL221   E 2単位   第2学期   隔年開講
国際安全保障学

国際安全保障研究の概要を説明する。 安全保障研究、国内および国際的な安全保障政策、およびエネルギー安全保障、経済安全保障、サイバー安全保障などの特定の安全保障問題における主要な理論。
IRL235   E 2単位   第3学期   隔年開講
欧州の政治と国際関係

欧州連合の制度的構造、主要な制度、政策立案、および中核的政策を紹介する。 第2部では、主要な外部パートナーを紹介する。 学生グループのプレゼンテーションでは、EUの特定の側面について説明する。
IRL236   E 2単位   第2学期  
朝鮮半島の政治と国際関係

韓国,北朝鮮の内政,および朝鮮半島の分断と統一をめぐる国際関係を分析する。
IRL239   J 2単位   第3学期  
中東の政治と国際関係

中東地域の内政,社会構造,国際関係を,イスラム教,パレスチナ問題,石油資源等に留意して分析する。
IRL241   J 2単位   第2学期  
東南アジアの政治と国際関係

現代の東南アジア諸国の政治と国際関係を分析する。
IRL385   E 2単位   第1学期  
人間の安全保障特別研究

グローバル化時代の人間の安全保障に関する諸課題を批判的に検証する。グローバル化がアイデンティティや人間の安全保障に与える影響についての論争や人間の安全保障に対する諸アプローチを概観し、批判理論の視点から人間の安全保障を考察する。
IRL388   E 2単位   第2学期  
国際関係学特別研究

国際関係をめぐる重要課題を随時取り上げ分析する。
LAW206   J,E 3単位   第2学期  
憲法I

憲法の基本原則を学ぶ。
LAW315   E 3単位   第2学期  
憲法II

憲法に関する発展的内容を学ぶ。
LIT321   E 3単位   第2学期  
文学と暴力

中世から現代における英文学に見られる様々な暴力の様相を探求し、また、グローバルな文化において、文学、紛争、そして平和がいかに関連しているかを吟味する。
MCC371   E 2単位   第3学期  
グローバル社会におけるコミュニケーション

新しいコミュニケーション技術によって、地理的な境界をこえつつ、より迅速かつ広範囲のコミュニケーションが可能となりつつある。本コースでは、諸理論の検討および地球規模での趨勢の分析とを通して、グローバー社会においてコミュニケーション技術がいかなる役割を担っているのかを考察する。
PCS101   E 3単位   第1学期  
平和研究 I

学際的な視点から平和研究の様々な理論やアプローチを概観する。
PCS102   E 3単位   第3学期  
平和研究 II

歴史的および現代世界における戦争や紛争の事例を学び、その原因、アクター、帰結について理解し、解決のための方法を探る。
PCS201   J 2単位   第2学期  
平和と人権

平和と人権の国際化をめぐる研究の基礎を学び、理論と実践の両面を考察する。
PCS301   E 2単位   第2学期  
平和と対集団関係論

対集団葛藤や和解のプロセスやそのアウトカムに関わる心理社会的ダイナミックスについて吟味・検討する。特に、多様な暴力形態の予防や軽減に向けた理論と実践の理解を平和心理学の視点から取り組む。つまり、葛藤の非暴力的対処や社会正義を求めること(仲裁と平和構築を指すが)が主題となる。本コースで取り扱うトピックとして、①対集団関係に関する個人および集団認知、感情、動機の交叉作用、②社会心理学、コミュニティ心理学と平和心理学の基礎理論と研究の紹介、③未解決の葛藤や社会問題(例:ユダヤとアラブ系関連、イスラエル-パレスチナ紛争、東アジア対立、在日コリアン系の社会教育課題、文化圏を超えた校内でのいじめの問題)に焦点をおいて社会認知、ステレオタイプ、偏見、対集団関係間の感情や共感性についての検討等、が挙げられる。
POL102   E 3単位   第3学期  
国際政治学

比較政治の分野と方法論を紹介する。世界の民主主義と権威主義の政治体制や制度、政治発展、選挙制度や政党制、世論、市民参加や社会運動を研究するために、比較の方法を用いる。
POL211   J 2単位   第1学期  
西欧政治思想史 I

古代ギリシア・ローマ時代から中世までの政治思想の発展を扱う。
POL212   J 2単位   第2学期  
西欧政治思想史 II

マキャベリからヘーゲルに至る近代の政治思想の発展を扱う。
POL213   J 2単位   第3学期  
西欧政治思想史 III

マルクス、ウェーバー、アーレントなど後期近代の政治思想家を扱う。
POL214   J 3単位   第3学期  
政治文化論

日本を含めた各国の政治文化と伝統の分析的・比較的な検討。
POL231   E 3単位   第3学期  
アメリカ民主主義の国際比較

アメリカ民主主義の特徴を比較的見地から考察する。アメリカ民主主義制度、政党および選挙制度について、日本などのOECD加盟国や東南アジアの国々と比較し検討する。
POL232   J,E 3単位   第1学期  
比較政治学

さまざまな政治体制における国家と社会の関係を考える。このコースの焦点は,近代化と民主化のプロセス。開講年度によって、開講言語が異なる。
POL331   J 3単位   第2学期  
グローバル社会正義論

グローバル化する世界における社会正義の規範について、実証分析を含めて理論的に考察する。とりわけ世界的規模で存在する貧富をはじめ種々の不平等の問題に焦点を当てながら、国境を超える社会正義の諸理論を学びつつ、具体的な問題への適用可能性を考える。
POL381   J 3単位   第1学期  
政治学特別研究 I

政治思想史および政治理論の領域における重要な主題や問題をセミナー形式で学ぶことを主眼とする。取り上げる主題ないし問題は年度毎に異なるが、たとえば「市民社会論の歴史と今日的展開」、「社会契約論の現代的意味」、「政教分離の原則の思想史的検討」、「政治哲学の復権」、「自由論の系譜」、「平和の思想史的研究」などである。
POL382   J 3単位   第1学期  
政治学特別研究 II

政治理論の重要なトピック(社会正義、自由、平等、権力、民主主義、ナショナリズム、多文化主義等)について専門的かつ高度な研究をおこない、新たな問題と課題について考える。
POL383   J 3単位   第1学期  
政治学特別研究 III

ジェンダーが政治・政策決定過程とどのように相互作用しているのかをさぐる。このコースではまず日本社会におけるジェンダー問題全般を概観し、その後政治に焦点をあてて投票行動、政党、議会、政策決定といった政治の様々な局面でジェンダーがなぜ・どのように問題であり、また作用しているのかを分析する。
PSY262   J 3単位   第1、2学期  
社会心理学

人間の社会的行動を研究する種々のアプローチの起源,発展,および方法論を学び,社会行動の過程,社会的態度,対人関係のパターンやいろいろな集団の機能について考察する。
QPPI522   E 2単位   第1学期  
メディエーション

この授業では、調停をはじめとした紛争解決のための非裁判的手法を探究する。コロンビア大学との共同企画であるICU-Columbia Peace Summit への参加等、実践的活動が中心となる。
QPPS504   E 2単位   第2学期  
平和思想

このコースは、平和思想史における古典的諸著作を共 に読解研究することを目的としている。次のような哲学者・平和思想家・平和実践家の諸著作を取り上げる予定である。I. カント、L.トルストイ、内村鑑三、M.ガンディー、M.L.キング牧師、J. ガルトゥング、また最近の思想家達の諸著作など。
SLR204   J 3単位   第1、2、3学期  
コミュニティ・サービス・ラーニング I

コミュニティにおけるサービス活動を通した学びを単位として認めるコースである。約1カ月間またはそれと同等と認められる期間の活動を必要とする。履修希望者は事前に担当教員に相談のこと(科目登録は担当教員が行う)。一般教育科目「サービス・ラーニング」を同時履修、或いは既修を、また、活動後に「サービス活動の振り返りと共有」を履修することを強く勧める。
SLR205   E 3単位   第1学期  
国際サービス・ラーニング I

海外におけるサービス活動を通した学びを単位として認めるコースである。約1カ月間またはそれと同等と認められる期間の活動を必要とする。履修希望者は事前に担当教員に相談のこと(活動は夏季休暇中、科目登録は担当教員が行う)。「サービス・ラーニングの実習準備」を同時履修すること。一般教育科目「サービス・ラーニング」を同時履修、或いは既修を、また、活動後に「サービス活動の振り返りと共有」を履修することを強く勧める。
SLR303   J 1単位   第2学期  
サービス活動の振り返りと共有

国内外でのサービス活動の経験を学生や教職員と共有する。他の学生の経験にも触れ、振り返りを通した学びを深める。「コミュニティ・サービス・ラーニング I」または「国際サービス・ラーニング I」を同時履修、或いは既修のこと。
SOC204   J,E 3単位   第1学期  
国際人口移動とエスニシティ

国際人口移動に関する様々な側面(エスニシティ、人種関係、ジェンダー、開発、政策等)について考察する。基本的な理論や分析的アプローチを習得しながら、日本およびグローバル社会が抱える問題に我々がどのように取り組んでいくべきかを考える。
STH391   3/(9)単位   第1、2、3学期  
卒業研究

論文指導教員の指導のもとに、各自のメジャー分野に関連した主題を選び、一年間の考察・研究調査・記述の集大成として、卒業論文を作成する。第4年次に必修。