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2008年度以降入学者用
音楽

MUS102   E 3単位   第2学期  
日本の音楽

日本の伝統音楽を紹介し、これらが日本社会をどのように反映しているのかを検討し、また日本音楽は東アジアの音楽文化との共通点を考察する。授業中に実際の楽器の演奏を体験し、また日本の歌を実際に歌う機会が多い。音楽才能、経験などは必要ない。
MUS104   J 3単位   第1学期  
西洋の音楽

西洋音楽史を概観する授業である。主に1900年までを対象とする。各時代の重要な曲例を積極的に聞くことにより、音楽の諸要素、形式、様式、社会的・歴史的背景に関する理解を深める。
MUS105   J 2単位   第1学期  
基礎音楽理論 I

楽譜の読み方に始まり、基礎的な音楽理論を習得させ、音楽作品を分析できる能力を身につける。音楽専攻の学生は、他の音楽の200番台、300番台のコースをとる前に履修することが望ましい。毎週講義2時限,実習1時限。
MUS107   J,E 3単位   第2学期  
音楽学入門

音楽研究のさまざまな方法論とその歴史を学ぶ。資料研究、フィールドワーク、演奏習慣、音楽理論、分析などの伝統的な方法論に加え、近年注目されるさまざまな研究を紹介する。加えて、学問的作業のスキル(情報リテラシー、論文作成、口頭発表など)を学ぶ。
MUS204   J 2単位   第2、3学期  
オルガン音楽入門

オルガンの構造、歴史、そのレパートリーについて論ずると共に、簡単な演奏の手ほどきを行う。オルガンに関する基本的な知識と体験を通して、オルガン音楽への理解、キリスト教音楽、文化への理解を深める。担当教員の受講許可を要する。毎週講義2時限,実習1時限。
MUS205   J 3単位   第3学期   隔年開講
作曲研究

授業は2部分からなる。1)優れた歴史的作品の作曲法・音楽語法を学び分析すること、2)和声と対位法の実習である。学期終了時には、履修者は、任意の様式、技法を用いた自由作曲をすることができる。基礎音楽理論Ⅱを履修済みであるか、同等の知識・技能を持っていることが履修の条件である。
MUS209   J 2単位   第3学期  
音楽マネージメント概論

音楽マネージメントの社会的意義、役割、及び理念について、日本や海外の具体的事例を通して学ぶと共に、今後の実践的指針を論じる。毎週講義2時限,実習1時限。
MUS210   E 3単位   第3学期  
音楽と宗教

世界の宗教(キリスト教、仏教、ヒンズー教、イスラム、ユダヤ教、神道など)において音楽はどのように使われているのか、どのような役割を果たしているのかを考察する。音楽は聖典を伝授する役割、儀式の中の音楽、ヌミノーゼと音楽、などというテーマを取り上げる。授業中、またはアサインメントとして、音楽を聴く機会が多い。
MUS211   J 3単位   第1学期   隔年開講
音楽・舞台・映像

主に西洋のオペラ、音楽劇、映画音楽を音楽学の視点から考察する。重要な作品を選び、その音楽表現を分析することにより、これら芸術の歴史的・社会的意味を考える。
MUS212   E 3単位   第3学期   隔年開講
近現代日本の音楽

20世紀以降の日本の音楽を考察する。日本での西洋クラシック音楽・ジャズ・ポピュラー音楽などの受容、またこれらが日本の伝統音楽に与えた影響を検討しながら、日本の音楽文化におけるモダーニティーを考える。
MUS213   J 3単位   第1学期   隔年開講
現代メディアと音楽

メディア・テクノロジーが現代の音楽文化にあたえたとの関係ついて探求する。注目すべき現象や、重要な論考を取り上げ、その背景や現代社会に残した影響について考える。
MUS214   J 3単位   第1学期  
音楽演奏研究 I

西洋音楽(声楽及び器楽)の演奏法について、実例を通して学ぶ。西洋音楽の歴史、理論についての知見を実践に応用する。本科目を受講するには、音楽の歴史、理論についての十分な知見が必要となるため、担当教員の受講許可を要する。
MUS215   E 3単位   第3学期  
音楽演奏研究 II

西洋音楽(声楽及び器楽)の演奏法について、実例を通して学ぶ。西洋音楽の歴史、理論についての知見を実践に応用する。本科目を受講するには、音楽の歴史、理論についての十分な知見が必要となるため、担当教員の受講許可を要する。
MUS216   J,E 3単位   第3学期  
基礎音楽理論II

基礎音楽理論Ⅰに引き続き、音楽理論の基礎を学ぶ。さまざまな種類和音を含む四声体和声の実習に加え、対位法理論、形式・様式理論、旋法性・無調音楽の理論の基礎を学ぶ。基礎音楽理論Ⅰ既修者対象。ただし、声楽や器楽の学習経験があり、調、拍子、音程、移調、転調などの基礎知識をすでにもっているものは、基礎音楽理論Ⅰを経ず、このコースから開始しても良い。
MUS381   E 3単位   第1学期  
音楽フィールドワーク:理論と実践

音楽フィールドワークや民族音楽学の理論を読み、音楽エスノグラフィーの書き方を検討する。後半では、東京周辺で実際にフィールドワーク・プロジェクトを行い、クラスでその成果を発表する。主に音楽メジャー、または人類学メジャーコースの受講が望ましい。
MUS382   J 3単位   第2学期   隔年開講
音楽特別研究

音楽理論および音楽に関する著述などにおける能力を与える。 本科目を受講するには、音楽の歴史と理論に関する十分な知識が必要となるため、200番台までの音楽メジャーコースを全て既修であることが望ましい。 担当教員の受講許可を要する。
MUS383   J 3単位   第2学期   隔年開講
音楽分析・作曲特別研究

音楽理論・音楽分析の基礎を学んだ学生を対象に、西洋の音楽作品の構成原理、音楽語法を知識を深める授業である。授業は、1)和声、対位法、音楽分析、および作曲の実習、2)音楽理論に関する文献研究の2部分からなる。基礎音楽理論Ⅱと作曲研究とのいずれかもしくは両方を履修済みであるか、同等の知識・技能を持っていることが履修の条件である。
STH391   3/(9)単位   第1、2、3学期  
卒業研究

論文指導教員の指導のもとに、各自のメジャー分野に関連した主題を選び、一年間の考察・研究調査・記述の集大成として、卒業論文を作成する。第4年次に必修。