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2008年度以降入学者用
国際関係学

GSS201   E 3単位   第2学期  
ジェンダーと国際関係

戦争、軍隊といった安全保障の諸問題、そして貿易、南北格差といった国際経済にかかわる諸問題、そして貧困の女性化、移民、環境、人権といった人間の安全保障の問題それぞれにジェンダーがどのようにかかわっているのかを探る。
IRL101   E 3単位   第2学期  
国際関係史

大国がどのように現在の「国際システム」を形成し、またそれによって形成されたかに重点を置いて国際関係の歴史を概説する。
IRL102   E 3単位   第1学期  
国際関係学概論

国際システムにおける国家主体や脱国家主体の相互作用をめぐる基本的な課題について概説する。とりわけ、国際平和、国際協力、地域主義、民主化、ナショナリズムと文化摩擦、経済開発、環境問題などを取り上げる。
IRL103   E 3単位   第1学期  
日本の国際関係

現代日本の国際関係の変遷を学ぶ。とりわけ冷戦期および冷戦後世界において日本が直面する国際的課題に焦点を当てる。
IRL211   E 2単位   第2学期  
外交政策分析

主要国の外交政策をその内容と政策決定過程の観点から分析する。
IRL214   E 2単位   第3学期  
国際政治経済学

貿易,金融,国際的資本移動といった問題を国家と市場の関係といった政治学的視点から理論的,実証的に扱う。
IRL215   E 2単位   第2学期   隔年開講
ナショナリズム研究

国際政治におけるエスニシティ、アイデンティティ、ナショナリズムの役割について考察する。
IRL216   E 3単位   第2学期  
国際連合・国際機構論

国際連合や他の国際機構の歴史、組織構造や活動、国際機構の枠組みを通じた様々な国際問題の解決などを考察する。
IRL220   J,E 2単位   第3学期  
地球市民社会論

グローバル化する世界を市民の立場から理解するとどうなるのか。様々なNGOや社会運動などが構築する地球市民社会の理論と実践について概観する。開講年度によって、開講言語が異なる。
IRL221   E 2単位   第2学期   隔年開講
国際安全保障学

国際安全保障研究の概要を説明する。 安全保障研究、国内および国際的な安全保障政策、およびエネルギー安全保障、経済安全保障、サイバー安全保障などの特定の安全保障問題における主要な理論。
IRL231   E 3単位   第2学期  
アメリカと世界

アメリカのイメージがいかに国際関係に影響を与えているかを理解する。国際関係学における認知論的アプローチを紹介し、アメリカの外交政策決定におけるエリート認識や国内世論・国際世論の役割を考察する。
IRL232   E 3単位   第3学期  
アジア太平洋地域の国際関係

アジア太平洋地域におけるアメリカ、中国、日本などの主要国間関係を国際関係学の諸理論を援用しながら分析する。また、この地域の国際関係がどのように国際関係学理論に対する挑戦となっているかについても考察する。
IRL233   E 2単位   第3学期  
アフリカの政治と国際関係

アフリカ地域の内政,社会構造,国際関係を分析する。
IRL234   E 2単位   第2学期  
中国の政治と国際関係

現代中国の政治と国際関係を歴史的背景,経済的要因,文化社会的要因などに留意しながら分析する。
IRL235   E 2単位   第3学期   隔年開講
欧州の政治と国際関係

欧州連合の制度的構造、主要な制度、政策立案、および中核的政策を紹介する。 第2部では、主要な外部パートナーを紹介する。 学生グループのプレゼンテーションでは、EUの特定の側面について説明する。
IRL236   E 2単位   第2学期  
朝鮮半島の政治と国際関係

韓国,北朝鮮の内政,および朝鮮半島の分断と統一をめぐる国際関係を分析する。
IRL237   J 2単位   第1学期  
ラテンアメリカの政治と国際関係

ラテンアメリカの政治と国際関係を現代に重点をおいて分析する。
IRL238   J 2単位   第3学期  
ロシアの政治と国際関係

ロシアの現代史(ソ連邦史),ソ連邦崩壊後の政治,経済面での改革,ロシアの対外関係を中心に扱う。ウクライナ,ベラルーシ,コーカサスや中央アジアの国々についても概観する。
IRL239   J 2単位   第3学期  
中東の政治と国際関係

中東地域の内政,社会構造,国際関係を,イスラム教,パレスチナ問題,石油資源等に留意して分析する。
IRL240   E 2単位   第1学期   隔年開講
南アジアの政治と国際関係

現代の南アジア(インド、パキスタン、バングラデシュ、ネパール、スリランカ)における政治や国際関係についてとりあげる。とくに民族と宗教の対立について焦点を当てる。植民地主義や独立のための闘争、分離、開発、政教分離主義、宗派主義、南アジアの国際政治などのトピックを扱う。
IRL241   J 2単位   第2学期  
東南アジアの政治と国際関係

現代の東南アジア諸国の政治と国際関係を分析する。
IRL311   J,E 2単位   第2学期  
地球環境と持続可能な開発

地球環境と持続可能な開発のガバナンスを学際的に検討する。気候変動、生物多様性保全、森林、淡水や海洋などをめぐる国際関係についての事例研究を行う。
IRL381   E 2単位   第3学期   隔年開講
国際安全保障特別研究

国家安全保障全般の基礎的知識を持つ学生を対象に、国家間対立に基づく伝統的軍事的脅威、およびテロ、大量破壊兵器の拡散、破綻国家などの新しい脅威をめぐる安全保障問題を研究する。学生の演習を組み入れた授業を行う。
IRL385   E 2単位   第1学期  
人間の安全保障特別研究

グローバル化時代の人間の安全保障に関する諸課題を批判的に検証する。グローバル化がアイデンティティや人間の安全保障に与える影響についての論争や人間の安全保障に対する諸アプローチを概観し、批判理論の視点から人間の安全保障を考察する。
IRL388   E 2単位   第2学期  
国際関係学特別研究

国際関係をめぐる重要課題を随時取り上げ分析する。
LAW208   E 3単位   第2学期  
国際法 I

国際法の歴史的発展,性質,構造,機能。現実の国際法上の諸問題。国際法I,IIはIより順番に従って履修しなければならない。
LAW209   E 3単位   第3学期  
国際法 II

国際法の歴史的発展,性質,構造,機能。現実の国際法上の諸問題。国際法I,IIはIより順番に従って履修しなければならない。
PCS201   J 2単位   第2学期  
平和と人権

平和と人権の国際化をめぐる研究の基礎を学び、理論と実践の両面を考察する。
POL102   E 3単位   第3学期  
国際政治学

比較政治の分野と方法論を紹介する。世界の民主主義と権威主義の政治体制や制度、政治発展、選挙制度や政党制、世論、市民参加や社会運動を研究するために、比較の方法を用いる。
POL214   J 3単位   第3学期  
政治文化論

日本を含めた各国の政治文化と伝統の分析的・比較的な検討。
POL231   E 3単位   第3学期  
アメリカ民主主義の国際比較

アメリカ民主主義の特徴を比較的見地から考察する。アメリカ民主主義制度、政党および選挙制度について、日本などのOECD加盟国や東南アジアの国々と比較し検討する。
POL331   J 3単位   第2学期  
グローバル社会正義論

グローバル化する世界における社会正義の規範について、実証分析を含めて理論的に考察する。とりわけ世界的規模で存在する貧富をはじめ種々の不平等の問題に焦点を当てながら、国境を超える社会正義の諸理論を学びつつ、具体的な問題への適用可能性を考える。
POL381   J 3単位   第1学期  
政治学特別研究 I

政治思想史および政治理論の領域における重要な主題や問題をセミナー形式で学ぶことを主眼とする。取り上げる主題ないし問題は年度毎に異なるが、たとえば「市民社会論の歴史と今日的展開」、「社会契約論の現代的意味」、「政教分離の原則の思想史的検討」、「政治哲学の復権」、「自由論の系譜」、「平和の思想史的研究」などである。
POL382   J 3単位   第1学期  
政治学特別研究 II

政治理論の重要なトピック(社会正義、自由、平等、権力、民主主義、ナショナリズム、多文化主義等)について専門的かつ高度な研究をおこない、新たな問題と課題について考える。
POL383   J 3単位   第1学期  
政治学特別研究 III

ジェンダーが政治・政策決定過程とどのように相互作用しているのかをさぐる。このコースではまず日本社会におけるジェンダー問題全般を概観し、その後政治に焦点をあてて投票行動、政党、議会、政策決定といった政治の様々な局面でジェンダーがなぜ・どのように問題であり、また作用しているのかを分析する。
POL385   E 3単位   第2学期  
政治学・国際関係学における世論調査特別研究

政治学や国際関係学で用いられた世論やサーベイを取り上げ、考察する。事例は、アメリカ、日本、比較政治、国際関係などの分野を扱う。
PPL205   J 3単位   第3学期   隔年開講
国際公共政策論

変動する国際情勢の現実を視野に入れながら、国際機関や民間機関などが展開する国際公共政策の政策的課題について考察する。
PPL206   E 3単位   第1学期  
東アジアの地域主義

リージョナル・ガバナンスとは、国内・国際を問わず市境や国境を越える圏域の課題に対応して行われる、グローバル時代の新しい統治の形態である。例として、北米自由貿易協定(NAFTA)やEUは、政治・経済・安全保障にかかわる国際的な圏域のガバナンスを扱う一方、「北九州イニシアティブ」は、NGOを含む諸機関により広域圏の問題解決を図っている。本コースでは、比較および多層の主体による協力という視点から、国内および国際レベルのリージョナル・ガバナンスについて学ぶ。主に東アジアに焦点を当てつつ、経済・政治・安全保障をめぐる事例研究を通して広域的ガバナンスへの理解を深める。
PPL385   J,E 3単位   第3学期   隔年開講
公共政策特別研究V

公共政策に関する専門的な研究。環境、福祉、生命、産業、都市、文化などの個別政策領域、国際公共政策、および政策の方向や過程を枠づける内閣制度、地方制度、公務員制度などの改革テーマを取り上げ、政策の内容および過程をセミナー形式で深く掘り下げる。
QPPI513   E 2単位   第3学期   隔年開講
中国外交:歴史から実践

日本と中国において外交政策決定過程がどのように起こりうるかについて理解する機会を学生に提供する。
QPPI522   E 2単位   第1学期  
メディエーション

この授業では、調停をはじめとした紛争解決のための非裁判的手法を探究する。コロンビア大学との共同企画であるICU-Columbia Peace Summit への参加等、実践的活動が中心となる。
STH391   3/(9)単位   第1、2、3学期  
卒業研究

論文指導教員の指導のもとに、各自のメジャー分野に関連した主題を選び、一年間の考察・研究調査・記述の集大成として、卒業論文を作成する。第4年次に必修。