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2008年度以降入学者用
ジェンダー・セクシュアリティ研究

ANT201   J 3単位   第2学期   隔年開講
文化人類学とジェンダー研究

人間のジェンダーに対する視点を人類学的に考察するための入門コース。
ANT207   J 3単位   第3学期   隔年開講
心理人類学

文化人類学、心理学、精神医学の関連を探る。精神的な健康および病気がいかに社会・文化的に構築されるか、心理学と文化の関係はどのようなものか、学際的アプローチは具体的な症例の分析にどのように有効か、などを問う。
ANT302   E 3単位   第2学期   隔年開講
不平等の人類学的研究

さまざまな社会で、いかにして不平等や不公平が生じてくるかを理論的に分析し、現代社会における不平等、不公平の問題、例えば性差別、知識や識字問題、生産手段へのアクセスに対する不平等等を理論と現実の統合として捉える。
DPS103   J,E 3単位   第3学期  
ジェンダーと開発

開発学の中でも「ジェンダーと開発」の領域に焦点を当て、ジェンダー関係が開発課題に与える(を発生させる)影響と、ジェンダー関係が開発援助政策やプロジェクトに与える影響について考察していく。 特に、「ジェンダーと開発」に特化した、1)理論と成立経緯を理解し、2)データの入手と調査手法、そして分析枠組みを習得し、3)多国間援助・二国間援助の事例から実践における課題を考察し議論することを目的としている。
ECO257   J 3単位   第1学期  
労働経済学

最近の労働経済学を学ぶ基礎を教える。
EDU117   J 3単位   第3学期  
開発と教育

開発と教育に関する入門コース。国際的な開発課題とそれに対する教育の役割がどのように認識されてきたか、その変遷と課題を概説する。また、具体的なデータやケースを用いて地域、国、社会による課題の類似点や相違点についても議論する。
EDU222   J 3単位   第1学期  
教育社会学

広範な教育社会学の主な理論と諸問題について検討する。トピックスとしては、個人の社会化、社会階層化と教育、ジェンダーと民族、学校教育の機能、教育達成などを取り上げる。
EDU306   E 2単位   第2学期   隔年開講
教育社会学上級セミナー:グローバル化と教育

上級レベルに相当する社会と教育の関連というテーマについて受講者に国際比較の視点から考えさせる。アジア地域を中心として教育と社会との関係を検討するために、グローバル化などのトピックについて議論する。グローバル化、民主化と教育など多様なテーマを扱う。
EDU315   E 3単位   第3学期  
比較の視点からみた日本の教育

日本社会における教育の変遷を公教育を中心に概観したうえで、現代日本の教育の諸問題を、西欧との比較の観点から取り上げ、分析する。
GSS101   J 3単位   第2学期  
ジェンダー・セクシュアリティ研究へのアプローチ

ジェンダー研究の基礎科目として必要なジェンダー研究の概要、基本的概念、歴史的背景を理解し,様々な専門分野におけるジェンダー研究の実態を把握し、ジェンダー分析の可能性に関して深く考察する。
GSS102   J,E 3単位   第3学期  
宗教とジェンダー

宗教とジェンダーの不可分の関係について、様々な角度から論じていく。
GSS201   E 3単位   第2学期  
ジェンダーと国際関係

戦争、軍隊といった安全保障の諸問題、そして貿易、南北格差といった国際経済にかかわる諸問題、そして貧困の女性化、移民、環境、人権といった人間の安全保障の問題それぞれにジェンダーがどのようにかかわっているのかを探る。
GSS301   J 3単位   第2学期  
ジェンダー、セクシュアリティと批評理論

近年の文学・文化研究に不可欠なジェンダー、セクシュアリティ理論と、それらを用いての批評について、その方法論と実践法を集中的に学ぶ。
GSS303   J,E 3単位   第2学期   隔年開講
ジェンダー研究特別講義 I

ジェンダー・セクシュアリティ研究分野において講師が専門とする問題群領域の重要課題に関し専門性の高い分析を行う。
GSS304   J,E 3単位   第3学期   隔年開講
ジェンダー研究特別講義 II

ジェンダー・セクシュアリティ研究分野において講師が専門とする問題群領域の重要課題に関し専門性の高い分析を行う。
LAW208   E 3単位   第2学期  
国際法 I

国際法の歴史的発展,性質,構造,機能。現実の国際法上の諸問題。国際法I,IIはIより順番に従って履修しなければならない。
LAW306   J,E 3単位   第2学期  
国際人権法

国際人権法の国内的実施、国際人権法の国際的実施、人権条約の報告制度と個人通報制度、国連の人権活動、人権の地域的保障など、人権保障の法的側面について考究する。
LED357   J 3単位   第3学期  
外国語としての日本語教授法II

日本語教授の目的および方法の研究。ICUにおける日本語教育プログラムの見学と模擬実習が行われる。外国語としての日本語を教えようとしている学生のための科目。外国語としての日本語教授法I,IIはIより順番に従って履修しなければならない。
LIT101   E 3単位   第3学期  
文学へのアプローチ

20世紀の散文・詩作品を使って,学生諸君にテクストの読解と分析の方法を身につけてもらう。最終的には,具体的な根拠に支えられた,可能なテクスト解釈にかんする総合的な結論に到達できるようにする。
LIT107   J 3単位   第3学期  
英文学史 II

ベオウルフより現代にいたるまでの英文学の流れを理解させる。
LIT110   J 3単位   第1学期   隔年開講
日本文学史 I

日本文学概論と重複を避けつつ関連させ,文学思潮の展開に重点をおき,時代的背景との関連に注意する。
LIT112   J 3単位   第1学期   隔年開講
日本文学概論 I

内容はいわゆる概論であるが,時代的背景との関連に注意する。主として上代から近世をあつかう。
LIT117   E 3単位   第2学期  
現代日本文学入門

明治以来の現代日本文学を英語で概説する。
LIT222   E 3単位   第3学期   隔年開講
現代英文学 I

現代イギリスの小説を 2 作品以上とりあげ,その文化的背景とともに考察する。
LIT224   E 3単位   第1学期   隔年開講
近代英文学

19世紀から20世紀前半にかけてのイギリスの文学をとりあげ研究する。
LIT226   E 3単位   第3学期   隔年開講
ロマン主義と創造性

ロマン主義の詩あるいは散文の研究。
LIT247   O 3単位   第2学期  
フランス文学・映画・思想 I

芸術表象の諸問題を、フランス文学、映画、思想のジャンル横断的な視点から考察する。扱うテクストおよび資料は毎年異なる。
LIT248   O 3単位   第3学期  
フランス文学・映画・思想 II

芸術表象の諸問題を、フランス文学、映画、思想のジャンル横断的な視点から考察する。扱うテクストおよび資料は毎年異なる。
LIT261   J 3単位   第1学期  
古代日本文学 I

奈良・平安時代の文学の研究:その言葉,筋の構成,表現の様式,性格描写などをみる。
LIT262   J 3単位   第2学期  
古代日本文学 II

奈良・平安時代の文学の研究:その言葉,筋の構成,表現の様式,性格描写などをみる。
LIT372   J 3単位   第1学期   隔年開講
文学理論とフェミニズム I

フェミニスト文学批評理論を把握し、それにもとづく分析を行う能力を養う。Iは歴史・基礎編と位置づけ、現代の理論的展開を理解するために必要な、過去の重要な文献を講読する。ジェンダー関連授業を少なくとも一つ履修していることが履修の条件。
LIT373   J 3単位   第1学期   隔年開講
文学理論とフェミニズム II

フェミニスト文学批評理論を把握し、それにもとづく分析を行う能力を養う。IIは応用・発展編と位置づけ、現代の諸問題についてのフェミニズム論を講読する。ジェンダー関連のコースを既に履修していることが履修の条件である。また基礎となるIを先に履修することを強く奨める。
LIT374   E 3単位   第1学期   隔年開講
クイア理論における先進的研究

ジェンダーとクイア理論の選択された分野における特別な高度な研究。 ジェンダーとセクシュアリティ研究における学生の知識を、哲学的、審美的な観点から強化することを目的とする。担当教員の受講許可を要する。
MCC103   J,E 3単位   第1学期  
カルチュラル・スタディーズ入門

カルチュラル・スタディーズは、しばしば「文化の政治学」として訳される。それは、文化に向けられる批判的な視線がいやおうなく文化と権力の問題にいきつくからだ。文化は、日々の交渉や抗争が起きる<場>でもあり、さまざまな社会的矛盾が露呈する空間でもある。このクラスでは、文化批判の理論として英国において登場し発展してきたカルチュラル・スタディーズの歴史や基本的な概念を学び、私たちの身の回りで日々起きている事象を批判的に考察する方法を学ぶ。
MCC213   E 3単位   第3学期  
言語とジェンダー

言語とジェンダーをめぐる諸理論及び研究アプローチを概観する。女ことばや男ことばがどのようなもの か。漫画やドラマのようなメディアでは女の子や男の子はどのように話すのか。言語とセクシュアリティ の関わりとは何なのか。言語と社会的実践との関係を批判的に検討するための分析手段を身につけ、さら にそれを用いて各自が関心を持つコミュニティで収集した言語データを分析する。
MCC218   E 3単位   第3学期  
アメリカにおける言語

北米の英語の起源、発達及び特徴の研究を通じて英語の歴史的、文化的、社会的諸相を考察する。合わせて地域的、社会的方言、言語政策、及び英語と他言語との関係も論ずる。
MCC271   J 2単位   第2学期  
現代コミュニケーション学

コミュニケーションの諸問題について考察する。変化の激しい現代において、どういったコミュニケーション現象が顕著なのか、そしてなぜそうした現象が起こるのかを具体的に分析する。
MCC273   J,E 3単位   第1学期  
異文化コミュニケーション

異文化コミュニケーションにおける既存の理論及び研究の検証を通じて、「異文化」との出会いの意味を考えていく。日常にあふれている異質な他者との出会いが、どのようなコミュニケーションを可能、あるいは不可能にしているのかを探る。
MCC312   J 3単位   第2学期  
言語のバリエーション

言語コミュニティ間や言語コミュニティ内の中の言語のバリエーションを研究する基本的な手法を学ぶ。 関西方言やマンチェスター方言、教会のお説教やインターネット上のチャット、政治家の演説やコメディ アンのジョーク。このコースでは言語使用の中の地理的、社会的、文体的差異の異なりについて検討して いく。データ収集・分析・解釈の方法を習得し、こうした方法論の技術を使ってフィールド調査を行う。
MCC313   E 2単位   第3学期  
リテラシー、社会、発展

読むことと書くこととは文明社会の基礎である。このコースは、社会におけるさまざまな書記(ライティング)システムの言語学的な比較、国レベルまた地域レベルの発展におけるリテラシーの役割を分析する。リテラシーにおけるジェンダーの問題などについても扱う。
PHR335   J 3単位   第2学期   隔年開講
キリスト教倫理

現代におけるアメリカの宗教及び倫理学を政治・社会・文化の文脈でとらえる。
PHR383   J 3単位     
近代哲学史研究

哲学の各分野についての専門的研究。担当教員の受講許可を要する。
POL215   J 3単位   第2学期  
政治理論

現代政治の理論的考察。民主主義、国家、市民社会、アイデンティティなどの諸主題を検討する。主要な政治制度、イデオロギー、行動類型についても取り上げる。
POL234   E 3単位   第1学期  
日本の政治

日本の国家と社会を,政治的アプローチのみでなく,歴史的,社会的,経済的,文化的な側面から包括的に考える。
POL383   J 3単位   第1学期  
政治学特別研究 III

ジェンダーが政治・政策決定過程とどのように相互作用しているのかをさぐる。このコースではまず日本社会におけるジェンダー問題全般を概観し、その後政治に焦点をあてて投票行動、政党、議会、政策決定といった政治の様々な局面でジェンダーがなぜ・どのように問題であり、また作用しているのかを分析する。
QCAC512   E 2単位      隔年開講
比較文化特論 II

西洋文化における諸問題と発展の諸類型を、アジア(特に日本の)文化を参照しつつ比較の観点から分析する。
QCTS507   J 2単位   第2学期   隔年開講
ジェンダーと文学

ジェンダーの視点から、様々な文学の諸問題を考察し、作品研究の方法を検討する。
QPPS503   E 2単位   第3学期  
ジェンダーと平和

紛争下と紛争後のジェンダー関係を考察する。紛争解決・平和活動・復興開発におけるジェンダーの役割についての理論と実践を検証する。
QPSC509   E 2単位   第3学期  
社会階層論

近代産業社会の構造を特に社会の階級階層構造に注目して考察する。
SOC102   J,E 3単位   第1、2、3学期  
社会学原論

社会学の基礎理論,基礎概念を検討し社会学的なものの考え方,分析方法を解明する。学期により開講言語が異なる。
SOC103   J,E 3単位   第1、2、3学期  
社会学的研究へのアプローチ

社会学の調査研究において使われる計量的および質的調査方法の基礎を学び、社会学者が多様な調査方法を駆使してどのような実証研究を行うか、理論と方法論を関連付けて考察する。社会学原論を既修のこと、または担当教員の受講許可を要する。
SOC201   J,E 3単位   第1学期  
ジェンダーと社会構造

人種・民族、ジェンダーの視点からみた社会的資源の不平等な分配構造を国際的視野で分析する。
SOC211   J,E 3単位   第2、3学期  
家族社会学

家族と家族組織の一般理論を説明する。主に日本および西洋社会における例について学ぶ。
SOC302   J,E 3単位   第1学期  
質的社会学分析 I

社会学における様々な質的調査方法(ライフヒストリー法、フォーカスグループ法、参与観察法など)および分析的アプローチ(言説分析、内容分析、比較歴史分析など)の理論と実践について学び、それぞれの調査方法・分析方法の利点と限界について理解を深める。開講年度によって、開講言語が異なる。
SOC303   J,E 3単位   第2学期  
質的社会学分析 II

インタビュー調査法の理論と実践を学ぶ。質的社会学の文献を参考に、先行研究の方法、研究課題や質問票の作成法、インタビューデータの収集法、分析法(オープンコーディング・軸的コーディング・選択的コーディング等)、およびデータの図式化や論文への統合法などについて理解を深める。開講年度によって、開講言語が異なる。
SOC304   J 3単位   第1学期  
計量社会学分析 I

この授業では、サーベイ調査の調査方法を深く学ぶと共に、統計プログラムを使ったサーベイデータの初歩的な統計的分析方法を学ぶ。
SOC305   J 3単位   第2学期  
計量社会学分析 II

サーベイデータを使った多変量解析の分析方法を学ぶ。また、多変量解析を使った論文の批判能力を高めるとともに、多変量解析の分析結果を論文にまとめる技術を学ぶ。
STH391   3/(9)単位   第1、2、3学期  
卒業研究

論文指導教員の指導のもとに、各自のメジャー分野に関連した主題を選び、一年間の考察・研究調査・記述の集大成として、卒業論文を作成する。第4年次に必修。