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2008年度以降入学者用
グローバル研究

ANT101   E 3単位   第2学期  
文化の比較

異文化理解をめざし,文化の比較の意味,方法と理論を検討する。
ANT202   J,E 3単位   第1学期   隔年開講
宗教人類学

種族民宗教の実態を考察する。宗教と社会組織との関係を扱う。地域としてはアジア・アフリカならびにアメリカ,日本を含む地域の分析を行う。社会学原論,人類学原論のいずれかを既修のこと。
ANT212   J 3単位   第3学期  
人口人類学

人口に関する問題を人類学の視点から学ぶ。人口の分野における基本的な概念や指標について学ぶと同時に、人口現象の特定社会における文化的意味についても考察する。
BUS205   E 3単位   第1学期  
国際マーケティング論

国際マーケティング活動が従来のマーケティングとどのように異なるかを述ベ,国際マーケティングの理論的枠組を観察する。また,多国籍企業マーケティングの諸分野(製品戦略,価格戦略,流通戦略,販売戦略)について,機能と役割の総合的体系化を通じて国際マーケティング活動を浮き彫りにする。
BUS207   E 3単位   第1学期  
多国籍企業経営論

多国籍企業の行動理論,多国籍企業と海外市場の関与プロセスの分析,多国籍企業の経営戦略と組織成長等の問題を,多面的に論じる。国際経営の基礎となる科目である。
BUS312   J,E 3単位   第1学期  
国際会計

多国籍企業の連結財務を中心にして,多数国で展開する企業会計の統一的把握を試みる。諸国の会計原則の比較と,国際的に統一された会計原則の可能性および問題点をさぐる。
DPS101   J,E 3単位   第1、2学期  
開発学入門

発展途上国の開発についての理論,政策,課題を総合的に把握する。開発の概念と目的,開発における政府の役割,開発に伴う経済,社会,文化,政治的問題などを幅広く考える。
DPS201   J 2単位   第3学期  
開発における規範

さまざまな開発の分析枠組みと規範を検討する。開発パラダイムの変遷や各パラダイムにおける規範、現代の開発における課題や規範との関係を議論する。
ECO101   J,E 3単位   第1学期  
マクロ経済学原論

国民所得、総生産、雇用、財政・金融政策の効果など、マクロ経済学の基礎を学ぶ。経済学の上級コースへの準備。
ECO102   J,E 3単位   第3学期  
ミクロ経済学原論

伝統的なミクロ経済学(価格理論)の基礎部分、およびその応用例を幅広く学ぶ。取り扱うトピックは、 市場と需要・供給、市場均衡、消費者の行動と効用最大化、生産者の行動と利潤最大化、市場の失敗(不完全競争、不完全情報、外部性、公共財)と経済政策、税と補助金、所得分配 などである。
ECO255   E 3単位   第1学期  
国際金融論

国際金融制度の異同を念頭におきつつ,金融と貨幣の理論的学習を中心とし,各国中央銀行の機能,国際金融の歴史と理論を総合的に学習する。各国経済構造と資本移動,国際収支にも触れる。マクロ経済学原論を既修のこと。
ECO256   E 3単位   第3学期  
国際貿易

国際経済の基本的枠組、比較優位の理論、産業構造と国際貿易、ヘクシャー・オリーン理論、資本移動論などを中心に講義する。ミクロ経済学原論を既修のこと。
ECO259   E 3単位   第2学期  
金融市場と金融機関

金融システムを総合的に学ぶ:貨幣、金融機関、金融市場。金融システムの役割とその構造および運営について紹介する。具体的なトピックとしては、債券市場、株式市場、金融機関、これらの市場や機関の規制が含まれる場合がある。マクロ経済学原論を既修のこと。
ECO381   E 3単位   第1学期  
経済学特別講義 I

経済学に関する特別の講義で、テーマによっては高度な内容となる場合もある。
ECO382   E 3単位   第2学期  
経済学特別講義 II

経済学に関する特別の講義で、テーマによっては高度な内容となる場合もある。
EDU113   E 3単位   第2学期  
教育の国際的展望

世界の識字問題の現状と将来展望ならびに初等・中等・高等教育や社会教育の変遷と展望について検討。
EDU215   E 3単位   第1学期  
比較教育と国際教育の基礎

多数の国家的、社会的文脈における教育の目的および制度の比較研究。
EDU221   E 2単位   第1学期  
発展途上国における教育

途上国の教育に視点を当て、経済学、政治学、国際関係論、文化人類学、ポスト構築主義の諸理論を紹介する。受講者は開発と教育政策にかかわる組織(国連・世界銀行・JICA・NGOなど)や、それらの組織の様々な地域、また様々な時点における活動について学ぶ。
EDU311   J 2単位   第1学期   隔年開講
国際教育政策研究

国際教育政策研究の議論と政策分析手法を紹介する。国際関係論、開発研究、および国際比較教育学と関連する学問領域として、政策研究を検討する。受講者は政策分析手法を学び、ある国の実際の教育政策を研究し、その政策についてレポートを書く。
EDU320   J 3単位   第2学期  
国際教育協力論

国際教育協力に関する主な課題を検討する。具体的には国際教育協力の歴史的背景、協力を裏付ける理論、援助機関やNGOなどの援助形態と組織、グローバル・ガバナンスの課題などをカバーする。また教育の社会的効果の評価方法についても学ぶ。
GLS101   E 3単位   第2学期  
グローバル・ガバナンス論

平和と安全保障、民主主義と人権、通貨と金融、貿易と投資、開発と環境など多岐にわたるグローバル・イシューについて、国家や非国家主体が従来の国家中心の国際関係を超えてどう統治しようとしているのかを概観する。
GLS102   E 3単位   第3学期   隔年開講
批判的グローバル研究

1990年代以降のグローバル化において実施された経済面および政治面での自由化過程の文化的帰結を検証する。批判的グローバリゼーショ ン研究で扱われている最先端の論争を通じて、これらの転換が世界各地のコミュニティに与えている影響を解釈し、21世紀前半に生じた新たな政治的文化的諸課題を明らかにする。
IRL102   E 3単位   第1学期  
国際関係学概論

国際システムにおける国家主体や脱国家主体の相互作用をめぐる基本的な課題について概説する。とりわけ、国際平和、国際協力、地域主義、民主化、ナショナリズムと文化摩擦、経済開発、環境問題などを取り上げる。
IRL214   E 2単位   第3学期  
国際政治経済学

貿易,金融,国際的資本移動といった問題を国家と市場の関係といった政治学的視点から理論的,実証的に扱う。
IRL215   E 2単位   第2学期   隔年開講
ナショナリズム研究

国際政治におけるエスニシティ、アイデンティティ、ナショナリズムの役割について考察する。
IRL216   E 3単位   第2学期  
国際連合・国際機構論

国際連合や他の国際機構の歴史、組織構造や活動、国際機構の枠組みを通じた様々な国際問題の解決などを考察する。
IRL220   J,E 2単位   第3学期  
地球市民社会論

グローバル化する世界を市民の立場から理解するとどうなるのか。様々なNGOや社会運動などが構築する地球市民社会の理論と実践について概観する。開講年度によって、開講言語が異なる。
IRL221   E 2単位   第2学期   隔年開講
国際安全保障学

国際安全保障研究の概要を説明する。 安全保障研究、国内および国際的な安全保障政策、およびエネルギー安全保障、経済安全保障、サイバー安全保障などの特定の安全保障問題における主要な理論。
IRL231   E 3単位   第2学期  
アメリカと世界

アメリカのイメージがいかに国際関係に影響を与えているかを理解する。国際関係学における認知論的アプローチを紹介し、アメリカの外交政策決定におけるエリート認識や国内世論・国際世論の役割を考察する。
IRL311   J,E 2単位   第2学期  
地球環境と持続可能な開発

地球環境と持続可能な開発のガバナンスを学際的に検討する。気候変動、生物多様性保全、森林、淡水や海洋などをめぐる国際関係についての事例研究を行う。
IRL381   E 2単位   第3学期   隔年開講
国際安全保障特別研究

国家安全保障全般の基礎的知識を持つ学生を対象に、国家間対立に基づく伝統的軍事的脅威、およびテロ、大量破壊兵器の拡散、破綻国家などの新しい脅威をめぐる安全保障問題を研究する。学生の演習を組み入れた授業を行う。
IRL385   E 2単位   第1学期  
人間の安全保障特別研究

グローバル化時代の人間の安全保障に関する諸課題を批判的に検証する。グローバル化がアイデンティティや人間の安全保障に与える影響についての論争や人間の安全保障に対する諸アプローチを概観し、批判理論の視点から人間の安全保障を考察する。
IRL388   E 2単位   第2学期  
国際関係学特別研究

国際関係をめぐる重要課題を随時取り上げ分析する。
LAW208   E 3単位   第2学期  
国際法 I

国際法の歴史的発展,性質,構造,機能。現実の国際法上の諸問題。国際法I,IIはIより順番に従って履修しなければならない。
LAW209   E 3単位   第3学期  
国際法 II

国際法の歴史的発展,性質,構造,機能。現実の国際法上の諸問題。国際法I,IIはIより順番に従って履修しなければならない。
MCC104   J,E 3単位   第2学期  
言語と社会

社会的文脈における言語を研究するために必要な基礎知識を、マクロとミクロの双方の視点から学ぶ。 合わせて言語の変異、相互作用における言語、言語とアイデンティティ、バイリンガリズム、言語政策と 計画、言語とグローバリゼーションなども考察する。開講年度によって、開講言語が異なる。
MCC211   E 3単位   第1学期  
バイリンガリズムとマルティリンガリズム

毎日世界中では5000近くの言語がつかわれている。地理的・歴史的再構成,移住,自然災害などは,マルチリンガリズムが社会に発生する要因のほんの一部にすぎない。このコースでは主に「バイリンガルであるとは何を意味するのか」,「子供や大人ははどのようにして,バイリンガルになるのか」などの問題を扱う。また,日本におけるバイリンガリズムとバイダイアレクタリズム(bidialectalism)-例えば,日本の中の朝鮮語,沖縄語,タガロク語,英語なども研究する。
MCC219   E 3単位   第1学期  
言語、政治、メディア

以下のような国際問題において,言語がどのような役割を果たしているかを考察する:言語と自由;言語,戦争,報道,国家の謝罪;言語と日本国憲法;チョムスキーの言語哲学とメディア批判。
MCC253   J 3単位   第3学期  
カルチュラル・スタディーズII

情報、資本、そして人々が国境を越えて自由に移動する現在、従来の国民国家に加えて国際企業や民間団体なども国際舞台における主要なアクターになっている。さらに、電子メディアが地理的距離を無化し、コミュニケーションの密度や速度が加速度的に増大したことから、私たちの経験に幅と奥行きが生まれた。しかし、グローバル化が進行する一方で階層化が進み、不平等な関係が拡大したことも事実である。このクラスでは、グローバリゼーションがもたらす可能性をさぐり、同時にそれがひき起こす様々な問題を文化の側面から学際的に考察していく。
MCC257   E 2単位   第1学期  
メディアと多文化社会

グローバル化・多文化状況が進む現代社会におけるメディアの諸問題を批判的に考察するコース。
MCC273   J,E 3単位   第1学期  
異文化コミュニケーション

異文化コミュニケーションにおける既存の理論及び研究の検証を通じて、「異文化」との出会いの意味を考えていく。日常にあふれている異質な他者との出会いが、どのようなコミュニケーションを可能、あるいは不可能にしているのかを探る。
MCC274   E 3単位   第2学期  
説得と言語

様々な文化的コンテクストの中で,説得の論理がどう機能するか,また交渉スタイルに対する文化的影響を検討する。学生は,こうした事を踏まえて説得スピーチを行い,かつ交渉の場を想定したシュミレーションに参加する。
MCC275   E 3単位   第3学期  
コミュニケーション・テクノロジーと社会

新旧のコミュニケーション・テクノロジーがどのように採用され、使用されているかを詳細に吟味することで、それらの技術が社会的にどのような役割を果たしているかを分析する能力を身につける。
MCC371   E 2単位   第3学期  
グローバル社会におけるコミュニケーション

新しいコミュニケーション技術によって、地理的な境界をこえつつ、より迅速かつ広範囲のコミュニケーションが可能となりつつある。本コースでは、諸理論の検討および地球規模での趨勢の分析とを通して、グローバー社会においてコミュニケーション技術がいかなる役割を担っているのかを考察する。
PCS101   E 3単位   第1学期  
平和研究 I

学際的な視点から平和研究の様々な理論やアプローチを概観する。
PCS102   E 3単位   第3学期  
平和研究 II

歴史的および現代世界における戦争や紛争の事例を学び、その原因、アクター、帰結について理解し、解決のための方法を探る。
PCS201   J 2単位   第2学期  
平和と人権

平和と人権の国際化をめぐる研究の基礎を学び、理論と実践の両面を考察する。
POL331   J 3単位   第2学期  
グローバル社会正義論

グローバル化する世界における社会正義の規範について、実証分析を含めて理論的に考察する。とりわけ世界的規模で存在する貧富をはじめ種々の不平等の問題に焦点を当てながら、国境を超える社会正義の諸理論を学びつつ、具体的な問題への適用可能性を考える。
POL382   J 3単位   第1学期  
政治学特別研究 II

政治理論の重要なトピック(社会正義、自由、平等、権力、民主主義、ナショナリズム、多文化主義等)について専門的かつ高度な研究をおこない、新たな問題と課題について考える。
POL385   E 3単位   第2学期  
政治学・国際関係学における世論調査特別研究

政治学や国際関係学で用いられた世論やサーベイを取り上げ、考察する。事例は、アメリカ、日本、比較政治、国際関係などの分野を扱う。
PPL205   J 3単位   第3学期   隔年開講
国際公共政策論

変動する国際情勢の現実を視野に入れながら、国際機関や民間機関などが展開する国際公共政策の政策的課題について考察する。
QPPE507   E 2単位   第1学期   隔年開講
国際金融政策

このコースでは国際金融政策の分析に必要な手法を学ぶことができる。特に異なる為替体制下におけるマクロ経済政策の国際的な影響に焦点を当てる。ヨーロッパの金融統合と欧州通貨統合の構成、アジアにおける金融統合の動きとアジア通貨統合の可能性についての議論、金融グローバル化の費用対効果と開発途上国と先進国間での相違、最近のラテンアメリカ、東アジア及びロシアでの金融危機からの政策的な学び等のテーマを含む。
QPPE509   E 2単位   第1学期   隔年開講
国際貿易政策

国際収支調整、直物および先物為替、資本移動、関税、国際流動性および国際経済協力の機構的問題を含む国際経済統合などを扱う。
SLR205   E 3単位   第1学期  
国際サービス・ラーニング I

海外におけるサービス活動を通した学びを単位として認めるコースである。約1カ月間またはそれと同等と認められる期間の活動を必要とする。履修希望者は事前に担当教員に相談のこと(活動は夏季休暇中、科目登録は担当教員が行う)。「サービス・ラーニングの実習準備」を同時履修すること。一般教育科目「サービス・ラーニング」を同時履修、或いは既修を、また、活動後に「サービス活動の振り返りと共有」を履修することを強く勧める。
SLR303   J 1単位   第2学期  
サービス活動の振り返りと共有

国内外でのサービス活動の経験を学生や教職員と共有する。他の学生の経験にも触れ、振り返りを通した学びを深める。「コミュニティ・サービス・ラーニング I」または「国際サービス・ラーニング I」を同時履修、或いは既修のこと。
SOC204   J,E 3単位   第1学期  
国際人口移動とエスニシティ

国際人口移動に関する様々な側面(エスニシティ、人種関係、ジェンダー、開発、政策等)について考察する。基本的な理論や分析的アプローチを習得しながら、日本およびグローバル社会が抱える問題に我々がどのように取り組んでいくべきかを考える。
STH391   3/(9)単位   第1、2、3学期  
卒業研究

論文指導教員の指導のもとに、各自のメジャー分野に関連した主題を選び、一年間の考察・研究調査・記述の集大成として、卒業論文を作成する。第4年次に必修。
TCP246   J 3単位   第1学期  
経済地理学概論

経済地理学の基礎理論,方法論,ならびに社会的役割。