日本語/ English
2008年度以降入学者用
生物学

BIO101   J,E 2単位   第3学期  
基礎生物学

微生物・植物・動物についての生物学的基本概念を教授する。教科書の精読による内容理解と、課題完成に力点を置いた指導を行う。高等学校での生物学履修程度の知識を前提とする。
BIO102   J 2単位   第1学期  
生物学入門

生命現象を支える基本的単位としての細胞、遺伝のシステムなどのミクロの領域、および、生物の進化と生物多様性などのマクロの領域について、実例を交えながら学ぶ。入門レベルの内容で、身近な私たちの体や生活、或いは社会との関わりを意識した内容。高校生物の既修を前提としない。
BIO103   J 2単位   第1学期  
基礎生物学実習

顕微鏡を用いた観察、植物、動物の構造や機能、行動に関する実験、野外の動植物の観察等、生物学の基礎的な各種の実験。
BIO104   E 2単位   第2学期  
基礎生化学

生命の化学的基礎について学ぶ。低分子物質及び生体高分子の化学的性質と生物学特性ならびに基本的細胞代謝の生化学の概論。
BIO212   E 2単位   第1学期  
細胞生物学概論

細胞の基本的な構成要素である、細胞膜、ミトコンドリア、葉緑体、核とそれらをつなぐ Endomembrane systemについて学ぶ。特にそれぞれの機能に焦点を当てる。 基礎生物学、または、生物学入門の既修が望ましい。
BIO213   J,E 2単位   第1学期  
遺伝学概論

生命体共通の特徴であり、同時に、生命体の基本になっている遺伝現象について、基本的な遺伝法則の発見からの流れをたどりながら今日の分子生物学までを、遺伝子の実体、遺伝情報の発現・調節機構、等について、学習・考察する。
BIO214   J 2単位   第1学期  
生物統計学

生物学データの処理と文献理解に必要な統計学の一般理論,実験計画法の基本に関する講義と若干の演習を行なう。
BIO215   J 2単位   第2学期  
生態学

生態学の一般的,基礎的な理論と技術等。
BIO222   J 2単位   第3学期  
動物発生生物学概論

動物の発生における成長、分化、形態形成の基本的過程とそのメカニズム。動物の発生を制御する遺伝子の働きについて学ぶ。
BIO241   J 2単位   第2学期  
植物生理学概論

光合成,植物の発生・成長など,基本的な植物生理学の概念を理解する.生物学入門、または基礎生物学の既修が望ましい。
BIO251   J 1単位   第2学期  
生物学野外実習

本学キャンパス、及び東京近郊のフィールドでの野外観察を通して、植物、昆虫、鳥類等の形態、行動、生物間の生態的な関わりなどを学ぶ。
BIO252   J 2単位   第2学期  
生物学実習

タンパク質、核酸等の主要な生体構成成分の解析に関する生化学的基礎実験を通して、生体構成成分の性質、取り扱いと、一般的な実験手法を身につける。基礎生物学実習の既修が望ましい。
BIO253   J 1単位   第2学期  
生物学臨海実習

海辺での観察と採集を通して、主として海産無脊椎動物及び魚類の分類・形態・発生などを学ぶ。
BIO312   E 2単位   第3学期  
生化学

生物圏における窒素循環,生物による窒素固定,アミノ酸,タンパク質,核酸,ポルフィリン類の生合成と分解。基礎生化学の既修が望ましい。
BIO315   E 2単位   第2学期  
細胞生物学

組織を形成する動物細胞の機能について学習する。 特に細胞間接合、細胞間コミュニケーション、細胞シグナル伝達経路、細胞分裂、および細胞死に力点を置く。 これらのプロセスの制御機構についてもとりあげる。「基礎生物学実習」と「細胞生物学概論」の既修が望ましい。
BIO321   J 2単位   第1学期  
動物発生生物学

主として動物の発生における形作りやパターン形成のメカニズム、及びそれらの進化的側面を学ぶ。
BIO322   J 2単位   第2学期  
動物生理学

動物の形態と機能、消化吸収、呼吸、浸透圧、排出、内分泌、生殖などについて学ぶ。
BIO323   E 2単位   第3学期  
人体生理学

人体の機能と調節について学習する。 恒常性を維持するための臓器系の生理学的統合についてもとりあげる。基礎的な「細胞生物学概論」と「細胞生物学」の既修が望ましい。
BIO324   J 2単位   第3学期  
神経生物学

細胞生理学の基礎を、細胞膜の生理学的性質とニューロンの生理学を中心に学ぶ。
BIO325   J 2単位   第2学期  
動物学

生物は、発生・成長の過程、体の構造、そして行動まで、実に多様な形質を示す。この多様性を解き明かすキーワードとして「共生」の概念を中心に据え、動物の体の構造と変態の機構、及び生態について学ぶ。基礎生物学または、生物学入門の既修が望ましい。
BIO331   J 2単位   第2学期  
微生物学

進化の原理は本科目の全体を通した主題である。現在の原核生物に見られるDNA複製、転写、翻訳、細胞構造、代謝経路、制御要因や遺伝子水平伝達機構等は自然選択の結果である。更に、今日の微生物界では薬剤耐性、人工化学物質の生分解、宿主と病原菌の共進化等の現象に現在も進化過程が見られる。基礎生物学、基礎生化学、遺伝学概論の既修が望ましい。
BIO341   E 2単位   第3学期  
植物発生学

分裂組織からの植物組織の発生過程について学ぶ。基礎生物学、細胞生物学概論及び細胞動態学の既修が望ましい。
BIO342   J 2単位   第1学期  
植物生理学

植物の発生・成長・分化の制御について,遺伝情報,環境因子,ホルモン等による調節機構を学ぶ。生物学入門、または基礎生物学の既修が望ましい。
BIO351   J 2単位   第1学期  
動物発生学実習

ニワトリ胚の標本作製と観察。プラナリアの再生実験。
BIO352   J 2単位   第2学期  
動物生理学実習

動物の解剖、細胞の観察及び基礎的な実験、行動実験を行う。動物生理学 I を同時履修、或いは既修が望ましい。
BIO353   E 2単位   第2学期  
生化学実習

炭水化物・肪質の合成・代謝及び,酸素的反応速度論に関する実験。
BIO354   J 2単位   第1学期  
分子遺伝学実習

微生物とキイロショウジョウバエなどを用いた分子遺伝学的実験手法により、実態としての遺伝子と基本的遺伝法則の確認を目指す。基礎生化学、 遺伝学概論、 細胞生物学概論、 生物学実習の既修が望ましい。
BIO355   J 3単位   第3学期  
微生物遺伝学実習

微生物細胞、バクテリオファージやDNA、そして無菌操作などの手法を用いた実験により、生育環境変化に伴う遺伝子発現の変化やDNAの障害に対する防御の 仕組みなどの生命現象の分子機構について理解を目指す。基礎生物学、遺伝学概論、微生物学、生物学実習の既修が望ましい。
BIO356   E 2単位   第2学期  
植物生理学実習

光合成,水分整理,植物の発生および成長における制御機構等についての実験。
BIO357   E 2単位   第1学期  
動物細胞生物学実習

動物細胞生物学の実習を通して知識を学び、基本的な実験手法を身につける。 「細胞生物学概論」、「遺伝学概論」、「細胞生物学」、および「基礎生物学実習」の既修が望ましい。
BIO381   J,E 2単位   第1学期  
生物学特別演習 I

生物学に関する専門的な内容を学ぶ。内容は担当教員により決定される。担当教員の受講許可を要する。セクションにより、開講言語が異なる。
BIO382   J,E 2単位   第2学期  
生物学特別演習 II

生物学に関する専門的な内容を学ぶ。内容は担当教員により決定される。担当教員の受講許可を要する。セクションにより、開講言語が異なる。
BIO383   J,E 2単位   第3学期  
生物学特別演習 III

生物学に関する専門的な内容を学ぶ。内容は担当教員により決定される。担当教員の受講許可を要する。セクションにより、開講言語が異なる。
BIO384   J,E 2単位   第1学期  
生命科学特論 I

生物学の研究がどのように行われるかについて、研究論文を題材として学ぶ。セクションにより、開講言語が異なる。
BIO385   J,E 2単位   第2学期  
生命科学特論 II

生物学の研究がどのように行われるかについて、研究論文を題材として学ぶ。セクションにより、開講言語が異なる。
CHM101   E 2単位   第3学期  
化学概論

化学における物質観,元素の起源と分布,原子構造と周期律,物質の構造と化学結合,基本的な無機・有機物質の構造・物性・化学反応などについて,主として原子論的立場から考察する。
CHM104   J 2単位   第2学期  
化学入門

物質の学問である化学に必要な基礎概念を学ぶ。高校化学の知識や高度の数学を必要としない。
STH391   3/(9)単位   第1、2、3学期  
卒業研究

論文指導教員の指導のもとに、各自のメジャー分野に関連した主題を選び、一年間の考察・研究調査・記述の集大成として、卒業論文を作成する。第4年次に必修。