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2008年度以降入学者用
美術・文化財研究

ARC101   E 3単位   第2学期  
東洋美術概論

東アジアの美術作品及び、その研究方法についての概説。主に中国美術を扱うが、インド、朝鮮、日本の作品例も含まれる。
ARC102   J 3単位   第3学期  
西洋美術概論

西洋美術の基礎的知識の習得。絵画、彫刻、建築、工芸等の美術理論を解説し、作品の主題、内容の解釈、形態、色彩、空間構成等の様式分析、作品の総合的評価を学ぶ。
ARC103   E 3単位   第1学期  
文化遺産・文化財入門

文化遺産・文化財の実際を考古学、歴史学、建築学、保存科学、博物館学などの見地から学ぶ。さらに、国際法、国粋主義、植民地主義などが文化遺産に及ぼす影響や、環境破壊、戦争などによって脅かされる文化財保存の問題を考える。事例としてICU構内遺跡や文化財を活用する場合もある。
ARC201   J 3単位   第2学期   隔年開講
西洋古代美術

旧石器時代から西暦4世紀までの近東および西欧各地における古代美術についての講義。エジプト,メソポタミア,ギリシア,ローマ等の美術に重点をおく。
ARC202   J 3単位   第3学期  
西洋近世美術

イタリア、もしくはフランス、ドイツにおける16-18世紀の絵画、彫刻、服飾の解説。作品の様式的・図像学的問題を考察する。
ARC205   E 3単位   第1学期  
日本考古学

考古学の資料にもとづいて,日本の先土器時代から古墳時代にいたる文化の発展を学ぶ。講義および ICU 構内の先土器文化から縄文期遺跡の発掘実習を含む。
ARC206   J 3単位   第2学期  
西洋中世美術

キリスト教の成立よりルネサンス開始以前の中世美術について,初期キリスト教,ビザンチン,民族移動,カロリンガ,ロマネスク,ゴシック各期の建築,彫刻,絵画,モザイク,装本その他の美術作品について検討する。
ARC207   J 3単位   第3学期  
近代美術 I

19世紀におけるフランス、イギリス等の主な美術運動と作家について、絵画、彫刻、服飾の各分野にわたり検討する。
ARC208   J 3単位   第1学期   隔年開講
近代美術 II

20世紀における主要な美術運動とその主要な作家について建築,彫刻,絵画の各分野にわたり解説する。20世紀の国際的な美術交流についても検討する。
ARC209   J 2単位   第1学期  
博物館概論

博物館の意義や役割、また関係法令など最も基本的な事柄から博物館活動の全般について学ぶ。担当教員の受講許可を要する。学芸員課程履修者は必修。
ARC210   J 2単位   第2学期  
博物館資料論

博物館における資料の収集・分類、保存・修復、展示・公開などを通じて資料とは何かを考える。担当教員の受講許可を要する。学芸員課程履修者は必修。
ARC211   E 3単位   第3学期   隔年開講
日本美術 I

古代から近世日本の絵画、書、工芸作品の研究。特に、尾形光琳に代表される、江戸時代の琳派の例を論ずる。古典主義、復古、流派、装飾、意匠等、様々な面から日本の美術作品を理解する。
ARC212   E 3単位   第3学期   隔年開講
日本美術 II

19世紀中期から現代の日本芸術についての研究、調査。様々な美術・工芸運動、建築や写真などの重要なジャンルについて考察する。芸術的なモダニズム、帝国主義、ジェンダー、およびマスメディアなどの背景の考察も含む。
ARC301   E 3単位   第2学期  
日本の陶芸:理論と実践

日本の陶芸の主要な歴史的展開と主題を、その伝統、制作、意匠、消費などの側面から論ずるとともに、構内の資源を使って、陶芸技術の実習を行う。担当教員の受講許可を要する。
ARC302   J 3単位   第3学期  
考古学実習

実習を通し、考古資料の基本的な処理と分析法を学ぶ。特に、考古資料からどのような情報を引き出し、解釈を行うのかについて実際の遺物を用いて検討する。資料は主としてICU構内からの出土遺物を用いる。担当教員の受講許可を要する。
ARC303   J 3単位   第3学期  
博物館実習

博物館において実際に資料を使用しながら、取り扱い方法や保存方法などの実務を学ぶと共に、特別展の設営などにも携わる。博物館実習以外の全ての必須科目の既修を前提とする。担当教員の受講許可を要する。学芸員課程履修者は必修。(実施は秋季休暇中、科目登録は担当教員が行う)。
ARC304   J 2単位   第2学期  
博物館経営論

博物館の施設や活動をマネージメントという観点から効率的にとらえ直し、営利を目的としない博物館の適切な管理・運営について学ぶ。博物館概論および博物館資料論の既修が望ましい。学芸員課程履修者は必修。
ARC305   J 2単位   第3学期  
博物館資料保存論

博物館における資料の保存・展示環境及び収蔵環境を科学的に捉え、資料を良好な状態で保存していくための知識を習得することを通じて、資料の保存に関する基礎的能力を養う。博物館概論および博物館資料論の既修が望ましい。学芸員課程履修者は必修。
ARC306   J 2単位   第3学期  
博物館情報・メディア論

博物館における情報の意義と活用方法及び情報発信の課題等について理解し、博物館の情報の提供と活用等に関する基礎的能力を養う。博物館概論および博物館資料論を既修のこと。学芸員課程履修者は必修。
ARC307   J 2単位   第3学期  
博物館展示論

展示の概念、展示メディア、展示による教育活動、展示の諸形態等に関する理論及び方法に関する知識・技術を習得し、博物館の展示機能に関する基礎的能力を養う。博物館概論、博物館資料論を既修のこと。学芸員課程履修者は必修。
ARC381   J 3単位   第2学期  
図像学特別研究

イタリアの美術作品に関する最新の研究を通して、先行研究や文献史料の扱い方、論文の書き方を学ぶ。
QCJC510   E 2単位   第1学期   隔年開講
国際交流における日本の美術

比較文化論の視点から、東洋の芸術について、作品に即した比較研究。美術もしくは音楽作品を中心に、比較研究の方法論を検討する。
STH391   3/(9)単位   第1、2、3学期  
卒業研究

論文指導教員の指導のもとに、各自のメジャー分野に関連した主題を選び、一年間の考察・研究調査・記述の集大成として、卒業論文を作成する。第4年次に必修。